2016年11月24日木曜日

ネガティブ関税?!

今日は一味ちがうコンテンツ。IoT には関係ない

この数ヶ月、酔っ払うとトランプが勝つと主張してきて、みなにバカにされ、4人と賭け、逆に勝った! 調子にのって、書いてみよう!




トランプ氏が大統領に就任した際には、

  • 米国内での大幅な財務支出増加
  • 所得税等の減税
アメリカ経済の成長をもたらし、同時に、アメリカ国内金利が上昇します

金利が上昇すれば、必然的に為替に影響を及ぼし、円安、ドル高になります。

ここまでは、みなが想像していること。さてこれからどうなるのだろう?

アメリカの競争力、輸出を支えるために、ドル高は不利で、ドル安政策に走るだろうといういうのが、一般的、優等生的意見。つまり、1ドル110円ぐらいで一度落ち着き、それからまた下がると思っているアナリストも多い。

結論に飛ぶが、円安、ドル高は、恒常的にもっと進み、1ドル160円−200円時代が訪れると同時に、アメリカにおける高関税、また日本における「ネガティブ関税」のような自由貿易にツバを吐くようなパワープレーが罷り通ると考える。

背景1 日本は金利を絶対に上昇させられない。 これは、膨大な不動産貸出や、高齢者層の金融資産があることで、金利は限りなく0、もしくはRedenomination (デノミ)が必要だから。日本の金利が上昇せず、アメリカの金利が上昇すれば、ドル高になる。



背景2 根本的に日本の将来は暗い。少子老齢化が進み、社会保険費がかさみ、あるのは、高齢層の金融資産と、急速に衰退しつつあるテクノロジー産業だけ。国の全体的価値が下がっていくときにその国の通貨が高額で取引されるはずがない。



でもでも、トランプは自国の産業推進のため、どんどん製品を輸出したい。 このとき、優等生アナリストは「為替に影響を及ぼしドル安が進むようにする」と主張するだろう。トランプはそんなにお行儀はない、もっと直接的なアクションを取るだろう。

不平等交易が行われていると思われる国からの商品に高額の関税をかける。これはトランプも公言してきたが、でも、あまり直接的で美しい解ではない。アメリカ国民の生活コストも上がるし、それに対して世論も反対するだろう。

だとしたら、トランプは、他国政府を恫喝して、そうネガティブ関税を作らせる。 これまで歴史的にあるかどうかわからないが、物品を輸入するときに、国庫から金を出し、安くする。 例えば シボレー1台を300万円で輸入しようとするときに、税関で、100万円拠出し、200万円にしてくれる。素晴らしい。アメリカ製品の競争力は上がるし、日本としても自国の製品に高い関税をかけられることもない。

かなり、突飛な考えかもしれないが、どうだろう? できるかな?  反論、ご意見、募集中。

PS 早寝して、早朝ウトウトしているときに思いついた次第。 2016/11/24 5:30AM.